女性の薄毛の原因はホルモン!漢方・注射などの治療で改善できる?

女性薄毛の原因は様々ですが、一番大きいのは女性ホルモンの減少だといわれています。
そこで女性ホルモンの減少を補うために漢方や注射などでの治療が行われています。

女性の薄毛治療を女性ホルモンから考える

  1. なぜ女性ホルモンからの治療法が効果的なのか
  2. 女性ホルモンからのアプローチの他に、自分でできる有効な治療法はないのか

以上について探ってみました。

薄毛を気にする女性のTwitter

このように薄毛を気にしている女性がいらっしゃいます。

女性が薄毛になる原因

Hair washing at the hairdresser. Woman with closed eyes washes hair.

Hair washing at the hairdresser. Woman with closed eyes washes hair. 出典:123rf

女性の薄毛の原因は女性ホルモンの減少だけではありません。他に以下のような原因が考えられます。

  • ダイエット
  • いつも同じような髪型をしている
  • パーマやヘアカラー、白髪染めなどで頭皮に負担をかけている
  • ストレス
  • 過度の飲酒や喫煙

しかし女性の薄毛の原因として一番可能性が高いのは、女性ホルモンの減少です。

女性の薄毛の原因は女性ホルモン

女性ホルモンが原因の薄毛として以下が考えられます。

  1. 出産後の薄毛
  2. 更年期の女性の薄毛
  3. ピルを服用している女性の薄毛

1、出産後の薄毛

出産後、抜け毛に悩む女性は非常に多いです。まず1つ目に、出産後に急増した抜け毛に目が向いてしまいがちという点があります。実は出産前は女性ホルモンが非常に多く、髪の毛の量が普段より多くなっているのです。

実際妊娠中には、自分の髪の毛の量が増えたことにあまり気がつきません。

それよりも出産後、特に入浴時シャンプー中に、ごっそりと髪の毛が抜けて、目につき、悩むのです。

実はこのケースは女性ホルモンが原因の薄毛というわけではありません。

出産前に女性ホルモンの増加とともに増えた髪の毛が、出産後に女性ホルモンが元に戻り、髪の毛の量も元に戻っただけなのです。

2つ目に、出産により女性ホルモンのバランスが乱れて、妊娠前の女性ホルモンの量に戻っていない可能性が挙げられます。

通常出産をすると、体調面で何らかの異変を感じる方は多いです。

完全に体調が元に戻るまで約6~8週間かかるとも言われています。

さらに、授乳やオムツ替えなど、赤ちゃんのお世話でまとまった睡眠をとるのが難しくなります。

そのために、女性ホルモンそのものが少なくなり、薄毛の原因となっているのです。

さらに、授乳では多くの栄養素を必要とします。そのため髪の毛にまで栄養が回らないということも考えられます。

2、更年期の女性の薄毛

40代から50代になると、だんだん生理の出血量が減ってきたり、生理の周期が不安定になります。

これは女性ホルモンが減少しているために起こります。

更年期の症状と密接な関係がある女性ホルモンはエストロゲンです。別名
を卵巣ホルモンと言い、以下の働きがあります。

  • 子宮に作用して子宮内膜を増殖させる
  • 乳房や乳腺を発達させる
  • 自律神経を安定させる
  • 骨を丈夫にする

特に髪の毛に対しては、次のように働きます。

  • 髪の毛にツヤを出す
  • 健康な髪の毛を育てるための、頭皮の状態を良くする

しかし、30代をピークにエストロゲンの分泌量は低下します。一般的に女性が閉経を迎える年齢は51歳と言われています。

特に更年期のあと、老年期を迎える頃にはエストロゲンの分泌量はほとんど無くなります。

そのため、特に更年期以降の女性で薄毛に悩む方が増えるのです。

3、ピルを服用している女性の薄毛

ピルの副作用で女性の薄毛・抜け毛が進行することがあります。
女性がピルを飲むケースには以下の場合が考えられます。

  • PMSの改善
  • 生理周期の安定
  • 更年期障害の軽減
  • 避妊

ピルを飲用して女性が薄毛になるのは、飲んでいる最中ではなく、飲用を止めた後です。

ピルは女性ホルモンですよね。なので飲んでいる間は女性ホルモンを多く保っています。

その間、髪の毛は成長期を保ち続けます。

しかし、ピルを飲むのをやめると、女性ホルモンが減少します。

減少というよりも正しくは本来の量に戻るのですが。

そして、急速に休止期に入るために髪の毛がごっそり抜け、薄毛になったと感じるのです。

ピルの服用をやめて2~3カ月後に、薄毛が気になることが多いようです。

女性の薄毛の種類

女性の薄毛と一言で言っても、原因によって種類が異なります。以下の6つがあります。

  1. びまん性脱毛症
  2. FAGA(女性男性型脱毛症)
  3. 分娩後脱毛症
  4. 円形脱毛症
  5. 牽引性脱毛症
  6. 頭皮湿疹で起こる脱毛

1、原因不明で頭頂部からだんだん薄くなり、髪の毛全体が薄くなってきます。
2、女性ホルモン分泌量が低下することによって起こる脱毛。加齢が原因のことが多い
3、出産後女性ホルモンのバランスが乱れることで起きる脱毛
4、ストレスやアトピーなどが原因となることが多く、自分の体を守るためにある自己免疫が、毛包を破壊することで起きる脱毛
5、ポニーテールなど、いつも髪の毛を引っ張ることで起きる脱毛
6、カビの一種である白癬菌が感染するしらくもや、マラセチア菌が起こす脂漏性皮膚炎が原因で起こる脱毛

この中で特に女性ホルモンが関係する薄毛は2番と3番です。

女性ホルモンが原因の薄毛治療

主に女性ホルモンが原因の薄毛の場合、どのように治療するのでしょうか?

  1. カウンセリング…食事・生活習慣や遺伝などをチェックします。
  2. 治療の組み立て…飲み薬、サプリメント、塗り薬、点滴、注射などを用います。

治療で使用される飲み薬は、人によって全く異なってきます。 外用薬ではミノキシジルが用いられます。発毛効果が認められている唯一の薬だからです。

注射ではプラセンタ注射、ミノキシジル注射などが用いられます。

女性の薄毛治療は何科を受診

一番多いのは美容皮膚科です。また、レディースクリニックなどでも女性の薄毛治療を行っている病院があります。

薄毛治療専門の病院も今ではたくさんあります。

女性の薄毛の治療は、男性に比べて効果が出やすいと言われています。また早めに治療を開始する方が効果を感じられると言われています。

ただし、女性ホルモンが原因だと医療機関で認定されれば、こちらでご紹介している治療法で良いと思われますが、女性ホルモンが原因ではない薄毛もあります。

例えば甲状腺機能低下症による薄毛があります。血液検査を行うと甲状腺ホルモンが低下しているか簡単にわかりますので、まず最初に女性の育毛外来を受診して原因を突き止めることをおすすめします。

女性の薄毛に人気の漢方

 

女性の薄毛に用いられる漢方で、良く使われるものをまとめました。

女性の薄毛の原因となる体質には以下の3通りがあります。

  • 血虚…血が足りないタイプ。痩せ気味、肌にツヤがない、顔色が悪いなど
  • 腎虚…腎機能が低下しているタイプ。むくみ、頻尿、口渇など
  • 気虚…生命エネルギーが足りないタイプ。食欲がない、疲れやすい、イライラするなど

虚とは、漢方において本来あったものが失われた状態を表します。となると、3通りの体質では何が足りないのか、なんとなく想像できますね。
それぞれに体質に応じて以下の漢方薬が処方されます。

  • 血虚…当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)
  • 腎虚…牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)、八味地黄丸(はちみじおうがん)
  • 気虚…柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)

自分がどの体質かを見抜くは非常に難しいです。漢方を処方してもらいたい場合は専門医に診てもらいましょう。

自分でできる女性の薄毛対策

Portrait beautiful young asian woman clean fresh bare skin concept. Asian girl beauty face skincare, Facial treatment, Perfect skin, Natural make up.

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これまでご紹介してきた方法はすべて専門医に診てもらう必要がありますが、自分でもできる薄毛対策としては以下の方法があります。

  1. プラセンタサプリを飲む
  2. 育毛剤の使用
  3. 育毛シャンプーの利用

1、プラセンタは先述の通り、女性の薄毛に対して効果があります。
プラセンタ注射を定期的に打ちに行くのは大変な方は、プラセンタサプリを自分で買って飲むという方法もあります。

2、育毛剤を使用するのも、自分で手軽にできる薄毛対策です。
美容師の方から聞いた話によると、病院で薄毛治療してもらうのはもちろん効果を感じる方が多いのですが。通院をやめるとまたもとに戻るケースもあるそうです。

いったんよくなった薄毛をキープするために育毛剤を使用するという方法もあります。

3、育毛シャンプーを毎日利用することで、地肌への負担をできるだけ少なくすることは、薄毛対策になるでしょう。

以上、女性の薄毛と女性ホルモンについてまとめました。

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